こちらでは、まず英語の初心者から脱却し、あなたの脳を「英語で考えられる」頭脳に改造するために必要な約3500の単語と、メモ書き程度の日本語訳、そして代表的な言語学習サポートサイトWeblio、世界的に有名なロングマン英英辞書、ケンブリッジ英英辞典、メリアム・ウェブスター英英辞典、コリンズ類語辞典へのリンクをリストしました。
技術革新により、辞書を引かなくとも、ウェブサイトで全て検索できるようになりました。無料でアクセスできる教材も豊富。言語学習の無駄な負担がかなり減りました。
上のリンクからエクセル・ファイルをダウンロードして、基本装備に構築にお役立てください。この約3500単語が、日本語をベースとした脳のリワイヤリング(脳細胞に入れる情報を配列し直す事)をする際に基礎となります。
これらの単語だけは、日本語訳を意識せずに、例えば”apple”という単語を見たり聞いたりした時に、「りんご」という日本語を介さず、あの赤い果実や世界有数のIT企業が思い浮かぶようになってください。
また、意味だけではなく発音も理解し、最終的には英英辞典の英語による説明を読んで理解するだけではなく、類義語も2、3言えるようになってください。ロングマンのサイトには、発音記号や、発音オーディオへのリンクも貼られています。
各辞書の例文も読み、単語が実際にどのように使われているか、というシンタック(syntax)やコロケーション(collocation)も覚えると、ネイティブのように自然な英語を話せるようになります。
これだけ読むととてつもなく長い道のりのようですが、大丈夫です。計画に従って実行する限り、あなたは日々前進しています。決してその効果はすぐに目に見えてくるものではないかも知れません。挫けそうになっても、目的を思い出し、自分を信じ、ひたすら自分に課した時間だけは英語に没頭してください。そしてある日突然、話せるようになります。私自身もそうでした。
高校や大学受験の頃を懐かしんで勉強するもよし、これは暗記だと割り切ってやるもよし、とにかくここにリストされた単語の8割以上を覚る事を一つの目安としください。英語勉強で「肉体労働」に近いメカニカルな作業は、この基礎づくりの単語暗記のみで、そのあとは、覚えた単語を土台に英語を使う事の楽しさを知りながら、経験を増やしていくだけです。この基礎があれば、残りのボキャブラリーは英語を使いながら自ずと増えていきます。
すべてを丸暗記する必要はなく、まずは8割覚えられたら十分だとお考えください。