世界を救えるのは愛しかない、と誰かが言った。
どうせネイティブの英語をコピーするなら、ネイティブが美とする構文をそのまま丸暗記するのが確実です。
今回は、人間の無償の愛と慈悲に満ち溢れた名言・格言を集めました。
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日本にも、自分の権利主張することが容認されるようなりました。それは素晴らしいことである反面、ともすれば、自分のリスクを冒してまで他者の領域に干渉し、人を助けようとする行為には以前より大きなリスクが伴うようになります。
この間もテレビ番組で、男性は、若い女性が心臓発作で倒れているのを見ても救助のためにAEDを使用して服をはだけさせるのを躊躇う、人工呼吸をして、助かった女性からセクハラで訴えられたら人生を棒に振るうから割りに合わない、と考えているというのを見ました。
でも、そんな時代だからこそ、慈悲深い先人たちの言葉から学べるものはあると思います。
feed = 食べさせる。養う。飢餓から救う。
愛と慈悲といえば、マザー・テレサの言葉を忘れてはなりません。
テレサは数多くの愛と慈悲に関する名言を残していますが、その中でも私たちに強く関わるのがこれです。
私たち一人一人の人間は無力で、世界中の飢えや戦争やそれ以外の問題に苦しむ人を救うことはできないかも知れません。
でも、1人だけなら救えるかも知れません。
100人救えないなら、1人だけ救ったって意味がないと考える必要はありません。
なぜなら、その救われたその人にとっては、あなたの行動は世界を救う事を意味するからです。
necessity = 必需品。必要なもの。
luxury = 贅沢(品)。
humanity = 人類。人道性。
この有名なquoteは、日本語で「考えない人生は生きるに値しない」と訳されます。
こちらも宗教のリーダーの言葉です。
ダライラマによると、もし日本文化から慈悲が消えれば、日本民族は滅亡します。強い者が弱い者を食い物にし、民度は低下し、それに漬け込んで海外から犯罪者が入り込み、あっという間に三流以下の国家に成り下がるでしょう。
だから、いつになっても人間として常に強く優しく、誇りを持ちたいと思います。
have no idea what/how/whether = 〜かまったくわからない。
await = wait for = 〜を待つ。
more than = 〜よりもっと〜。
when this all ends = すべてが終わった時。
for the moment = for now = at the (present) moment = now = 今。現在において。nowよりも言葉が多くドラマティックな感じだが、冗長。
curing = 治療。手当て。癒し。
アルバート・カミュの著書『ペスト』(1947)の中の一文です。
アルジェリアのオーランという街を舞台とする小説です。ペストとは黒死病のことで、かつてヨーロッパから北アフリカにかけて大打撃を与えました。今のコロナのようにワクチンの技術はなく、人がバタバタと死んでいきました。
コロナにより多くの人が死んでいます。ワクチンが開発導入され、命を脅かす存在ではなくなりつつあるものの、まだまだ苦しむ人がいますし、中には重篤な症状に襲われ、最悪の場合なくなっていく方もいらっしゃいます。
どんなことがあっても、自分が感染しないように気をつけることで、無限に続く感染の連鎖の一端を断ち切ることができるかも知れません。そして、救われたその見知らぬ人の命は、周りの人にとってはかけがえのない命です。
empathy = 思いやり。
display = 表現する。表す。表に出す。
アメリカの活動家で女優、シンガーでもあったマヤ・アンジェロウの言葉です。
本当は人間一人一人は優しい心を持っています。きっとプーチンや金正恩だって、誰も見ていないところで飢えた子猫を見つけたら、放っておけずに餌をやるだろうし、老人が倒れていたら手を差し伸べると思います。逆に、慈悲の心を一切持たない方が難しいし、そんな人はいないと思います。
ではなぜ世の中は戦争や悲しい殺戮が起きてしまうのか。国やリーダーのメンツやプライド、劣等感、そういうものが入り混じることで良心の呵責を麻痺させ、人間を悪魔に変えてしまうのか。
劣等感を埋め合わせるためのプライドや恐怖は、心の底にある優しさを表現する勇気を奪い、世の中を悪意に満ちた場所に変えてしまうのではないかと思います。
bouquet = 花束。
正直なところ、イスラムの世界の諺が、他種を許容する事をうたう、というのは、私たち日本人がメディアで目にするイスラム原理主義(タリバンなど)のイメージから少しかけ離れているのではないでしょうか?
世界が平和になる為には、もっと多様性を認め合う心が必要です。
世界中の研究が、多様性、ダイバーシティのあるチームは、そうでないチームよりも斬新なアイディアが生まれ、生産性が高い傾向があることを示しています。
インフルエンサーや権威のある専門家による既存の言葉を支持するのではなく、個人が自分で考え、自分自身の意見や思想を持ち、それをセルフ・リスペクトする。これが世界中の”普通”になるのは、まだこれからの課題かも知れません。
でも、先人の言葉には、その可能性さえ感じさせる確かなインスピレーションがあります。