コロナの影響で、ミーティングといえば大体TeamsやZoomを使ったウェブ会議が増えて来ました。
そこで、今日はウェブ面談ならではの表現を記事にしてみます。
なおこちらは、日本の参考書ではなく、実際のミーティングで使用される表現を元にしています。
それ以外のビジネスで使用する英語フレーズは、映画やドラマを元にした記事をご覧ください。
Thank you, first of all, for this opportunity to give an introduction to our business.
最初に、弊社紹介をする機会を頂きまして、ありがとうございます。
You’re on mute.
ミュートが掛かっていて聞こえません。
※おそらく2020年、2021年の世界流行語大賞というのがあれば、間違いなくその一つにノミネートされているだろう。それくらいよく使うフレーズ。
I love your background. Are you in Hawaii/Egypt, etc.?
いい背景ですね。今ハワイ(エジプト等)ですか?
※virtual backgroundと決めつけないのがミソ。だから”Is that Hawaii?”ではなく、”Are you in Hawaii?”とジョーク混じりの表現となる。低い確率で、冗談でなく本物の景色の可能性があるからだ。2021年のZoomやTeamsによるミーティング、テレワークの普及により、仕事の多様化が進んだ。これにより、南の島のリゾート地からから会議に参加する人も出てきた。
Nice to e-meet you./Nice to meet you electronically.
(オンラインで)お会いできて嬉しいです。
※オンラインでの初対面で使う。Eメールで使うことも。僕があまり好きではない、cornyな(寒い)表現。
I’d like to start by introducing our team.
まずは、弊社からの参加者の紹介をさせて頂きます。
※”my team”と言うヤツは、21世紀のビジネスリーダーに向かない。どんなに地位の高い人間であっても、主語は「私」ではなく「私たち」と言った方が、特に英語圏では印象が良い。一人では何も出来ないことを自覚し、謙虚になりましょう。
Thank you for the invite/invitation.
(会議への)招待ありがとうございます。/案内のメールをお送り頂き、ありがとうございます。
※”invite”は”invitation”のカジュアル表現と覚えておけば良い。
Any questions?
質問は?
※日本人は単数形にしがちだが、複数である事に注意。”Are there any questions?” とか、”Do you have any questions?”などの短縮版。笑顔で言わないと威圧的に聞こえるので注意しよう。
Thank you very much for the very informative presentation.
とても有用な情報が詰まったプレゼンテーションを頂きありがとうございます。
※相手のプレゼンテーションの後、”Any questions?”と言われたら、まずはいきなり質問をする前にプレゼンのお礼をするのが礼儀になっている。
また、この”very informative”の部分の形容詞は、あまり大袈裟なものを付けると返って嫌味に聞こえたり、上から目線に聞こえたりするので注意が必要。
個人的には、informativeは客観的だが、簡潔なものには向かず、逆に皮肉っぽく(sarcasticに)聞こえてしまう。
excellent とかはいかにも上から目線で慇懃無礼な気がする。が、この辺は個人的な主観も入る。かと言って、形容詞を入れないと味気ない気がするので、ここでうまく自分のポジティブな感想を示すうまい形容詞を入れられると良い。
それと、よく質問を受けた後で、
Thank you. That is a great question. ありがとうございます。素晴らしい質問ですね。などとと言うプレゼンターがいるが、上から目線で私は嫌い。
Have you been vaccinated yet? / Have you got a (COVID) jab yet?
ワクチンはもう摂取されましたか?/コロナの予防接種は打ちましたか?
※会議でみんなが集まる前の雑談でよく出ていたsmall talk。”jab”とは、ボクシングのジャブとかvaccinationの注射のこと。
Since we’ve got a few more people to participate, why don’t we give it a couple more minutes?
まだ参加者が集まっていないので、もう少し待ちましょう。
※英語では、”a couple more minutes”とは言っても、厳密に2分ではないし、”a minute”も正確に1分ではない。ただし、場合によっては文字通り正確に(literally, exactly)2分だったり1分だったりする事もある。これは文脈により理解する必要がある。
I’m sorry, but I’ll need to jump in a minute because of another commitment. It was a pleasure meeting all of you.
すみませんが、別の用事があるので落ちます。皆さんに会えてよかったです。
※誰かの発言中に抜ける場合、ZoomやTeamsについたチャット機能を使って全員にメッセージを発信して抜けるのが礼儀。